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安定した仕事を
提供したい利用者さんの方へ、年間を通して安定した仕事を提供したい。
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利用者さんに合わせた
作業を提供したい利用者さん一人一人に合わせた仕事を提供したい。
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高付加価値な
事業を行いたい収益性が高い事業で多くの工賃を得たい。
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小規模から
始めたい大きな初期投資がなくても事業を始めたい。
そのお悩み、北研が解決します!
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- 利用者さんの体の負担が少ない
- 菌床しいたけ栽培の特徴は、温湿管理された施設内で栽培が完結する事です。安定した環境での栽培は、屋外での作業に比べ利用者さんへの体の負担が少なくすみます。
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- 作業量の
調整ができる
- 菌床しいたけ栽培には、収穫までの作業工程が多いという特徴もあります。これにより福祉事業所は利用者さんにむけ、一人一人に見合った仕事を提供することができます。
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- 高付加価値・高収益も可能
- 生産から販売までを自分たちで行うことにより、収益性が高くより多くの工賃を得ることも可能です。
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- 小規模から
始めたい
- 菌床しいたけの栽培は、小規模から始めて徐々に大きく展開していくことが可能です。ご要望に応じて様々な栽培方法をご提案することが可能です。
全国シェアNo.1北研4つの強み!
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POINT 1
高品質な菌床
弊社の強みは優れた品種の開発力と種菌性能を安定させる技術力です。
1988年に日本で品種登録した北研600号という画期的な菌床椎茸用品種がありますが、30年以上経過しても弊社の性能安定化技術によって性能は安定しており、現在でも数多くの生産者に使用されております。
また、特許技術である上面栽培をはじめ、栽培技術や開発された資機材により品質・収量ともに大幅に改善され、同時に省力化も実現いたしました。 -
POINT 2
ノウハウを活かした丁寧な栽培指導
温度・湿度・発生時期、きのこの固さや顔つきといった栽培の特徴が、生産者により違います。現場での経験や知見豊富な北研スタッフが、栽培環境の特徴を栽培コンサルタントとして、お客様の栽培を丁寧にバックアップいたします。経営に関しても、豊富な事例からアドバイスさせていただきます。
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POINT 3
豊富な導入実績
しいたけ栽培を始めるには初期投資が必要となりますが、必ずしも大きな投資が必要というわけではありません。
大小含めた豊富な実績を誇る弊社が導入をサポートいたします。 -
POINT 4
栽培のことなら全てお任せ
北研は種菌を供給するだけでなく、栽培設備や資機材の提供等もワンストップで行います。
技術面だけでなく設備面も安心してお任せいただけます。
01
利用者さんがプライドを持って栽培するシイタケ
- 岩手県一関市にある社会福祉法人平成会は、就労継続支援A型・B型、生活介護、グループホーム等、幅広い事業で利用者さんをサポートしている。
「明るく、楽しく、元気よく。」をモットーに、働く場、活動の場、生活の場、地域・相談支援の場となる事業を展開。現在280名ほどの利用者さんをサポートしている。
就労継続支援B型事業所である「農業天国」では、シイタケの栽培と干し芋製造を主に行なっており、17名の利用者さんがシイタケ栽培に取り組んでいる。
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課 題
- 利用者さんの個々の能力に応じた仕事を提供したい。
- 季節変動が大きい干し芋栽培の農閑期に行う作業が必要。
- 夏場の畑作業は利用者さんの負担が大きく、室内でできる作業を模索していた。
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導入後
- それぞれの能力を活かし、責任感を持って仕事に取り組める環境が整った。
- 通年取り組めるシイタケ栽培導入により、農閑期の仕事と収入を確保できた。
- 18~20℃の室内で作業することから、作業者の体調管理がしやすくなった。
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農業天国では、干し芋の加工・販売を行っていた。干し芋は春に苗植えを行い、夏に畑作業、秋に収穫と加工が行われるが、作業量に季節変動が大きく、歩留まりが悪いということが課題だった。干し芋の作業がない農閑期は委託圃場作業等を行っていたが、全体として収益性が低いことが課題になっていた。
通年安定的な収益を得ることができ、畑仕事などの過酷な環境ではなく、室内の安定した環境で利用者さんが働ける事業を模索していたところ、シイタケ栽培を検討することとなった。検討の中で北研の種菌で栽培を行っている障がい者施設を視察し、他メーカーと比べて優位性を感じたため導入に至った。「研修制度や栽培指導が充実しているのがポイントでした」と千葉氏は振り返る。
さらに、JAや産直販売のルートを確保できる見込みがあったことも、導入の大きなきっかけだった。 管理者 千葉秀和氏
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シイタケ栽培を導入したことで、作業をルーティン化することが可能となり、作業者個々の能力にあった作業を設けることができるようになった。作業者たちは収穫・選別・袋詰め等の工程を分担し作業を行っている。
さらにシイタケ栽培に関わる利用者さんの意識の変化も見られるようになった。利用者さんは仕事に対して責任感を持つようになり、「作ったものを販売する」という活動の中で、売れ行き等を利用者さんとも共有している。これにより商品の見栄えや品質にこだわる意識が芽生えた。
苦労した点としては、利用者さんに指導するためにまずは職員が栽培を覚える必要があり、作業ルーティンやルールを決めるまでに時間がかかったこと。また事業開始直後は栽培管理や水分管理が難しく、予定通りいかないこともあった。
しかし、作業のルーティン化や収量の安定化を図ることで、現在では安定した栽培が実現できている。
農業天国のシイタケは今では地域でも有名になり、直売所にシイタケが並んでいない時は直接施設に買いに来る人もいるほど、ファンの心を掴んでいる。
今後は農業天国のシイタケをさらに有名にすべく、販路拡大や乾燥シイタケの市場開拓を進める予定をしている。
昨今の光熱費高騰などのコスト増は利益を圧迫する要因となる。その中でも農業天国は、栽培管理等を改善することで収益性を向上させ、今後も利用者さんが安心して作業できる環境づくりや、地域コミュニティーの活性のためにさまざまな事業を展開し続けていく。
Company Profile
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社会福祉法人平成会
管理者 千葉秀和
就労継続支援B型農業天国
〒021-0132 岩手県一関市滝沢字鶴ヶ沢7番地60
TEL:0191-48-3145
FAX:0191-48-3146
02
利用者さんが個性を活かし、できることを全うできる環境を整える
- 宮城県柴田郡にあるほっとファーム株式会社は、就労継続支援A・B型、特定相談支援・障がい児相談支援、放課後等デイサービス等、幅広い事業で利用者さんをサポートしている。
誰もが『ほっと』安心できる幸せを。障がいのある方とご家族が当社を通じて幸せになってほしい。そういった想いで設立された当法人は、370名ほどの利用者さんをサポートしている。
就労継続支援A型事業所である「ほっとファーム」では、230名ほどがシイタケ栽培に取り組んでいる。
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課 題
- 利用者さんのために通年で取り組める多様な仕事を創出する必要があった。
- 市場性の高い農作物を探していた。
- 菌床シイタケ栽培に取り組んでいたが、納得のいく収量を確保できなかった。
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導入後
- 利用者さんが主体性を持って、それぞれの能力を活かせる環境が整った。
- シイタケは市場での需要が安定しており、収益につながった。
- 北研の上面栽培を導入した結果、品質や収量が向上した
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ほっとファームでは、シイタケの菌床生産・培養・発生管理・収穫・包装・出荷までを一貫して行っており、その中で利用者さんが日々知識や技術を身につけている。利用者さんがやりがいを持って、通年取り組むことができる仕事を模索していたところ、菌床シイタケ栽培を知り導入に至った。
導入当初に導入した栽培方法や使用する菌床には課題があり、満足のいく収量を得ることができなかった。そんな中、近隣のシイタケ栽培者からの紹介で北研に問い合わせることになる。「北研さんの上面栽培で生えてくるシイタケのクオリティに感銘を受けました」と代表の相澤氏は振り返る。
上面栽培を取り入れて以来、課題となっていた品質や収量についても安定するようになり、現在に至っている。 代表取締役 相澤光哉氏
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「菌床シイタケを一貫して栽培するには、さまざまな作業が発生する。利用者さんはそれぞれできることが違うため、個々の能力を活かし、できることを全うできる環境を整えることができました」と相澤氏は話す。
一方で栽培管理の難しさに課題を持っており、まだまだ菌床を生かしきれていないと感じている。周年を通した栽培を工夫して行うことで収益は向上しているが、まだまだ伸び代はあると考えている。
栽培したシイタケは市場やスーパー、直売所などへ納入している。その他自社で経営するカフェ、蕎麦店等でシイタケ料理の提供を行う。
「障がい者が作ったシイタケだからと言って甘くみられたくない。購入者に同情を望んでもいませんし、他の生産者に負けないクオリティを出せるように日々取り組んでいます」
ほっとファームが栽培するシイタケは量販店でも評判が良く、カフェや蕎麦店には多くのファンが通っている。
ほっとファームは今後、地域と連携しながら規模を拡大することにより、さまざまな取り組みを行なっていく予定である。
シイタケを活用した料理を提供するキッチンカーの導入や、幼稚園、小学校での食育活動を行うことで、より多くの人にほっとファームの美味しいシイタケを届けたいと考えている。
また、普段は廃棄してしまうシイタケの軸を利用した商品開発も考えている。本来捨てる部分がないシイタケを余すことなく利用することで、SDGsにも貢献したいと話す。
ほっとファームはこれからも、地域の担い手として、障がい者の新たな雇用創出にも取り組みながら、さまざまな事業を展開していく。
Company Profile
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ほっとファーム株式会社
代表取締役 相澤光哉
障がい福祉サービス「ほっとファーム」
〒989-1754 宮城県柴田郡柴田町槻木白幡2丁目2-12
TEL:0224-87-7076
FAX:0224-87-6625
栽培開始までの流れ
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お問い合わせ・
資料請求お問い合わせフォームまたはお電話より、お気軽に資料請求にご相談ください。 -
ご面談・
ヒアリング栽培環境や目的、ご予算、販路についてお伺いし、面談をさせていただき、栽培プランを作成します。 -
生産施設の視察栽培予定地の現地調査、既存栽培者様や当社生産工場の視察をご案内します。
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お見積書・
ご提案書栽培プラン、見積もり、栽培試算表をご確認いただきます。 -
ご検討・ご契約ご納得のいくまでお打ち合わせを行い、予算、栽培内容を決めます。金融機関へ借り入れが必要な場合、見積を元に準備します。菌床購入される方は、菌床製造依頼を行います。
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プラント工事ご契約後は、栽培プランに応じて、施設担当者の現場管理の元、設備工事や資機材納品を行います。見積書、契約書に基づいて検査を受け、合格後、引き渡しとなります。
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栽培開始菌床購入の方は菌床を搬入して栽培スタート、菌床製造の方は種菌、資機材を購入して製造スタートとなります。栽培・製造作業に慣れるまで、担当スタッフがフォローいたします。
よくあるご質問
- どのくらいの費用があればしいたけ栽培をはじめられますか?
- 費用はご希望される施設(設備)と菌床数(栽培数)によります。
空調ハウス・自然ハウス・空倉庫・海上コンテナ・リーファーコンテナ等、お客様のご要望に応じてお見積りを提出させて頂きますので、一度ご相談下さい。
- 何人いればしいたけ栽培をはじめられますか?
- 数名から10数名までご対応できます。栽培に従事できる利用者さんが少ない場合は菌床数も少なくなり、栽培面積も小スペースで可能になります。
- 福祉法人の導入実績は何件くらいありますか?
- 全国70件の福祉法人様がしいたけ栽培を導入されております。
- 技術指導とありますが、どのくらいの頻度で行なっていただけますか?
- 栽培が軌道に乗るまでは毎月1回程度ご訪問します。また、電話やメール等でのご相談は担当営業へいつでもお気軽にご連絡下さい。
- しいたけ以外のきのこも取り扱っていますか?
- アラゲキクラゲ、ヒラタケ、ナメコ、その他数種類ございます。自然栽培では季節によって栽培できる品種とできない品種がございます。また、空調ハウスにおいても同一ハウス内で栽培できる品種とできない品種がございます。
- 導入している施設に見学に行くことはできますか?
- はい。定期的に見学会を開催しておりますので、下記フォームよりお申し込みください。
施設見学会に参加された方の声
これまでに開催された施設見学会で、参加者の方からいただいたコメントをご紹介します。
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実際の作業現場を見ることができて、実感を持つことができた。
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事業者から深い話を聞くことができて、勉強になった。
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事業を検討するにあたっての懸念事項を詳しく聞くことができた。
今回ご紹介させていただいた、社会福祉法人平成会様・ほっとファーム株式会社様の
施設見学会を行います。
施設見学やオーナー様のお話が聞ける貴重な機会となります。ふるってご参加ください。
- 社会福祉法人平成会様(岩手県一関市)
2025年5月26日(月)10:00 - ほっとファーム株式会社様(宮城県柴田郡)
2025年5月27日(火)10:00
- 見学会内容
- ・座学(2時間程度)
・施設見学(1時間程度)
※お弁当をご用意します
- 定員
- 最大10組(1組2名まで)
※定員を上回る応募があった場合、抽選となりますのでご了承ください。
- 参加費用
- 2,000円/名
- 応募締切
- 2025年5月11日(日)
※当選された方には5月14日(水)中に当社よりご連絡いたします。
当選のご連絡をもって確定となりますのでご注意ください。