北研で購入できるきのこの種菌・栽培ガイド

北研600号

サンマッシュ上面栽培のスタンダード品種です。

特徴

・発生温度域が広く、栽培しやすい。
・培養は積算温度は1,800~2,400℃が目安。
・高温環境では発生がストップするので不適である。
・高湿度下ではきのこの石づきが黒っぽくなる。

北研600号は上面栽培専用品種であり、空調栽培及び自然栽培に使用できる中温性品種で、きのこの発生は10~20℃が適温です。栽培しやすく、発生が安定しているため、上面栽培の入門に適しています。
きのこはM~Lクラス中心で、A品率が60~90%と高品質のきのこが得られ、収量も安定しています。
きのこの地色は黒褐色であり、シイタケの標準的な色調をしています。

菌床栽培上のポイント

空調栽培では、20℃の培養温度であれば90日~100日で発生可能です。簡易ハウスを使った自然栽培では、春に仕込み秋から発生をかけます。
発生の標準的な温度は15℃であり、10~23℃程度の変温管理が適しています。標準発生温度で管理している場合には、特に休養期間をおかなくても連続的な発生が可能であり、回転効率の良い栽培ができます。

発生温度

10~23℃(中温性)

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