研究開発
研究所のご案内
食用菌類研究所とは

食用菌類研究所は、株式会社北研において食用きのこに関するさまざまな研究開発を行なう組織です。昭和49 年4 月に、新タイプのきのこの開発、品種改良および栽培技術の進化を図るために設置されました。
設置後は、しいたけをはじめ、なめこ、ひらたけ等の食用きのこ類について、主な顧客であるきのこ生産農家のニーズに基づいた品種改良を進め、種苗法登録を行なっています。しいたけでは、世界初の菌床栽培専用品種「北研600 号」をはじめ、夏季発生専用品種「北研73 号」、超大型きのこ品種「北研715 号」、初のビン栽培専用品種「HS911」など、これまで世になかった画期的な品種を育成してきました。品種登録した品種(申請中含む)は、実にしいたけ27 品種、なめこ6 品種、ひらたけ1 品種、えのきたけ2品種、ぶなしめじ1品種、合計37品種に及びます。
さらに、品種改良と併行して生産技術の開発に当たっており、生産現場で見出され、共同で技術体系を確立した画期的なしいたけ上面栽培技術は、現在多くの生産農家で導入されています。加えて生産方法と密接に関係する資材類、プラント(栽培機器・建築・空調等)の商品について、資機材メーカーおよび建設会社と連携して、新規開発や改良を進めています。これらの技術および商品は、知的財産権も取得し、北研オリジナルの生産システムとして、きのこ生産農家に提供しています。
北研はきのこ生産農家に種菌・資材・プラントを販売するに当たり、使用法など生産技術の普及を図っていますが、研究所は栽培方法のマニュアル等普及資料の作成と栽培に関する相談に取り組んでいます。 また、弊社主力商品であるきのこ種菌の性能試験はじめ検査・品質管理でも重要な役割を担っています。

歴史
- 昭和37年6月
- 原木栽培試験を行うため、壬生町藤井にきのこ栽培試験場を設置
- 昭和37年6月
- 原木栽培試験を行うため、壬生町藤井にきのこ栽培試験場を設置
- 昭和42年10月
- 菌床なめこ栽培技術を確立、全国普及に着手
- 昭和43年9月
- 生産者に対する指導研修の充実を図るため、研修会館を建設
- 昭和48年11月
- 食用菌類研究所部門を設置、研究棟建設
- 昭和62年2月
- なめこ「北研N150号」を品種登録
- 昭和63年11月
- しいたけ菌床適応品種「北研600号」を品種登録
- 平成 2年2月
- しいたけ原木用「北研62号」及び菌床用「北研601号」を品種登録
- 平成 2年9月
- しいたけ「北研601号」を米国特許登録
- 平成 3年4月
- 井上貞行(当時の研究所長)が科学技術庁長官賞を受賞
- 平成 3年9月
- なめこ「北研N151号」「北研N152号」及び「北研N153号」を品種登録
- 平成 7年1月
- ひらたけ「北研H80号」を品種登録
- 平成 7年3月
- しいたけ原木用「北研68号」、原木菌床両用「北研603号」及び菌床用「北研800号」を品種登録
- 平成 8年11月
- なめこ「北研N155号」を品種登録
- 平成10年7月
- なめこ「北研N156号」を品種登録
- 平成10年10月
- しいたけ菌床用「HS806」を品種登録
- 平成11年5月
- 「菌床椎茸栽培方法とその方法を実施するための装置」を特許登録
- 平成11年11月
- しいたけ菌床用「HS606」及び「HS802」を品種登録
- 平成12年7月
- 「しいたけ菌床の発生方法」を特許登録
- 平成13年3月
- しいたけ原木用「HS70」を品種登録
- 平成13年5月
- 研究施設に殺菌ラインを増設
- 平成13年7月
- しいたけ原木用「HS71」を品種登録
- 平成13年7月
- 食用菌類研究所が「日本応用きのこ学会技術賞」を受賞
- 平成14年4月
- 「しいたけ上面栽培方法及び応用装置」を米国特許登録
- 平成14年9月
- しいたけ菌床用「HS607」を品種登録
- 平成14年9月
- しいたけ「HS607」を米国特許登録
- 平成15年3月
- しいたけ原木用「HS72」及び菌床用「HS608」を品種登録
- 平成15年10月
- 菌床しいたけの実用生産試験を行うため、栃木県馬頭町(現那珂川町)に馬頭工場を開設
- 平成17年3月
- 「シイタケ菌床栽培用コンテナ装置」を特許登録
- 平成18年12月
- しいたけ菌床用「HS73」を品種登録
- 平成19年1月
- しいたけ菌床用「HS807」を品種登録
- 平成19年12月
- 鮎澤澄夫(当時の研究所長)が農林水産技術情報協会理事長賞を受賞
- 平成21年3月
- 「菌床の常圧殺菌釜用バーナー装置」を実用新案登録
- 平成21年9月
- しいたけ菌床用「HS702」及び「HS705」を品種登録
- 平成21年10月
- 馬頭工場の施設増設
- 平成21年11月
- 「しいたけ菌床上面発生のための培養管理方法」を特許登録
- 平成21年12月
- 研究施設の栽培試験棟を建替え
- 平成22年6月
- しいたけ菌床用「HS701」を品種登録
- 平成22年10月
- 「しいたけ菌床栽培方法」を特許登録
- 平成22年12月
- 「しいたけ菌床の栽培方法」を特許登録
- 平成22年4月
- 「しいたけ菌床栽培方法および容器」を特許登録
- 平成22年4月
- 「菌床きのこの栽培方法およびその方法を実施するための装置」を特許登録
- 平成22年9月
- 「きのこ類菌床の高温障害防止栽培方法」を特許登録
- 平成24年5月
- 「きのこ類の栽培における害虫を衰弱あるいは死滅させるきのこの栽培方法」を特許登録
- 平成24年7月
- 「ハタケシメジの栽培方法」を特許登録
- 平成24年8月
- 「しいたけ菌床の生育方法」を特許登録
- 平成24年12月
- 「きのこの発芽誘導栽培方法及びその装置」を特許登録
- 平成25年10月
- 「子実体の発芽誘導栽培方法」を特許登録
- 平成25年11月
- 「菌床栽培棚の増床装置」を実用新案登録
- 平成27年9月
- しいたけ菌床用「HS715」を品種登録
- 平成28年1月
- 「シイタケの高圧散水栽培方法」を特許登録
- 平成29年3月
- 「きのこ培地の高温高圧殺菌用具」を実用新案登録
- 平成29年4月
- 「コンテナ利用きのこ栽培装置」を実用新案登録
- 平成29年9月
- 「レンチナン含量が高いシイタケ」を特許登録
- 令和3年3月
- しいたけ菌床用「HS788」を品種登録
- 令和4年7月
- しいたけ菌床用「北研901号(CA901)」「北研902号(CA902)」を品種登録
- 令和5年8月
- 初のしいたけビン栽培専用品種「HS911」を品種登録
- 令和5年8月
- エリンギ「H211PE」を品種登録
- 令和5年12月
- えのきたけ「H221FV」を品種登録
- 令和6年2月
- ぶなしめじ「H222HM」を品種登録
- 令和6年3月
- しいたけ菌床用「HS903」「HS905」を品種登録