北研で購入できるきのこの種菌・栽培ガイド

★北研788号(登録品種 HS788)

菌床上面および菌床上部に芽を作りやすく形状が良い品種です

★:利用制限有り(海外持出禁止)(農林水産大臣公示有)
:登録品種

特徴

・形状は大型・厚肉で肉質が非常に硬い。
・空調栽培・自然栽培に適している。
・培養は積算温度2,400℃以上が目安。

北研788号は厚肉で大型かつ良形なきのこが発生終盤まで得られるのが特長です。培養にやや長期間を必要としますが、菌床上面および菌床上部に芽を作りやすく、上面栽培や半上面栽培への適合力が高い品種です。

菌床栽培上のポイント

北研788号は自然栽培や空調栽培における上面栽培および半上面栽培がスタンダードになりつつあります。栽培方法にかかわらず、培養中の高温・酸欠障害を回避し、夏期カットや高温抑制散水処理で褐変被膜を強化することがポイントです。強めの発芽処理をすると中型サイズ中心の発生が得られ、穏やかな発芽処理をすると超大型きのこの散発的な発生が得られるので、目的に応じて調整しながら管理します。

発生温度

13~23℃(中高温性)

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