生産者の声

後藤一夫 様・秀明 様

秋田県横手市

 

栽培ハウス全景

収穫したての北研607号-LLと秀明さん

 

Q1. 現在の栽培概要を教えてください

・ハウス棟数:18棟 菌床数:150,000菌床 ・品種:北研705号と北研607号-LL
・JA菌床センターから菌床を購入。ハウスで追培養して発生させている。
・収穫したしいたけは、JAパックセンターに持ち込みJA出荷している。

 

Q2. 栽培を始めるきっかけを教えてください

・平成4年当時、私(一夫さん)は町議会議員を務めており、地域の菌床しいたけの栽培に係る事業を議会に働きかけ、補助事業として実現させました。
そのとき私自身も菌床しいたけ栽培に魅力を感じ、翌年から栽培を始めました。かれこれ栽培を始めて27年になりますが、高品質なしいたけを生産していると自負しています。

 

Q3. 秀明さん(息子)の就農までの経緯を教えてください

・大学卒業後、地元を離れて福祉関係の仕事をしておりました。
しかし、父の年齢や父がこれまで築き上げてきた実績・施設をこのまま終わらせてしまうのは忍びないと思い、就農を決意しました。今年で5年目になります。

 

Q4. 北研の品種を選んだ理由を教えてください

・一夫さん「しいたけの種菌といえば 『北研』というイメージが強かったです。他社の品種を試したこともありますが、やっぱり品質は北研が一番ですね。」
・秀明さん「品種に関しては前年の収量・秀品率の実績を考慮し、毎年親子で話し合って決めています。」

 

Q5. 北研と付き合ってきた感想をお聞かせください

・秀明さん「遠方にもかかわらず、栽培の事・設備の事、何かあれば都度対応していただけるので助かっています。」

 

Q6. 今後の展望は

・一夫さん「この2年間でハウスを14棟増築しました。経営を安定させるとともにしっかりと事業継承をしていきたいです。」
・秀明さん「もっと安定した経営ができるように、父がこれまで培ってきた技術・経験をしっかりと受け継いで行きたい。北研さんのこれからの新品種も期待しています。」

 

Q7. 就農を考えている方にひとこと

・一夫さん「しいたけの需要は今後も維持されて行くと思う。初期投資は小さくないが、収益率を考えれば充分に挑んでみる価値のある作物だと思う。」

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